中央埠頭・博多埠頭再整備

福岡市は、中央埠頭・博多埠頭のウォーターフロント65ヘクタールを再整備するに当たり、実現すれば港湾施設での適用は全国初となる民間に公共施設の運営件を付与するコンセッション方式の導入を検討しているらしい。

 

 

 

福岡市はウォーターフロントを2つのエリアに分けて、大型コンベンション(MICE)施設複合商業施設などの賑わいを生み出す施設を先行して整備していくそうである。

 

 

中央埠頭は、急増する海外からの大型クルーズ船が接岸する訪日外人客(インバウンド)の玄関口になっていることは、釣り人であれば周知の事実。

 

 

 

既に数年前から中央埠頭の先端部分は柵が立ち、金網が張られて立ち入り禁止になって久しい。(涙)

 

 

ここが立ち入り禁止になったときは、かなりのショックでもあった。

 

 

チヌ、メバル、そして博多湾では珍しく大型のアラカブが釣れるポイントがあったのに・・・・!

 

 

またまたソーラス条約のためか?と思っていたら、そうではないらしい。

 

 

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2021年の世界水泳選手権が一つの目標

 

 

福岡市は天神地区と博多駅地区に続く第3の賑わいの核として、大型クルーズ船と大型コンベンション(MICE)施設とが融合した国際的な交流拠点とする考えとのこと。

 

 

福岡市は再整備にあたり、既存の「博多港国際ターミナル」や新たに延べ床面積10000uの新展示場などの公共施設の運営権を、民間グループによる特定目的会社(SPC)に売却する方式を検討しているらしい。

 

 

民間が運営主体となることで、自由度の高い効率的な公共サービスが可能になるのだという。

 

 

中央埠頭と博多埠頭は今後10年間をめどに先行着手し、新展示場と約800台を収容する立体駐車場を2021年の世界水泳選手権までに開業する予定らしい。

 

 

更に、博多港国際ターミナルの機能を強化するとともに、既に老朽化で取り壊しが決まっている福岡サンパレスの代替ホール民間の高級ホテル複合商業施設などを順次整備するらしい。

 

 

中央埠頭の北側と東側は、今後のクルーズ船や大型コンベンション(MICE)施設の需要動向を勘案して、およそ30年後を視野に事業化を計画しているらしい。

 

 

 

また、国と協議の上で、中央埠頭の先端部分を埋め立てて、クルーズ船や国際フェリー船が接岸可能な岸壁を増やし、港湾機能の強化を高めていくとのこと。

 

 

向こう30年間は、博多埠頭や中央埠頭では釣りが出来なくなるかもしれません。

 

 

第3の賑わい!!??

 

 

釣りを愛する者にとっては、なんとなく迷惑な気もする。 ^^;

 

 

確かにモノが売れて福岡市の税収が豊かになるかもしれないし、雇用の拡大になるのかもしれないことを考えると、むげに反対するわけにもいかないが、これ以上博多湾の自然を壊すことや博多湾の釣り場がなくなることにはいささか疑問符を抱かざるを得ません。

 

 

博多湾を愛する釣り人としては、これ以上立ち入り禁止区域を増やさないでいただきたいと切に願うばかりです!

 

 

 

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