チヌやスズキが釣れるビートル発着場付近
博多〜釜山を3時間で行くことが出来るJR九州の高速船がビートル。
ベイサイドプレイスから乗ることができますが、普段待機している場所が箱崎埠頭のこちら。
知っている人は知っているはずですね。
地図で説明すると下の地図を見ていただければお分かりいただけるはず。
福岡市在住の方でもビートルがここで待機しているのをご存知なのは釣り人か、箱崎埠頭にある会社に勤務している方ぐらいかも?
一番右側は立ち入り禁止区域のところ。
人工島の埋め立てが始まる前に、まだここが立ち入り禁止でない頃は、カレイとアイナメ釣りの拠点でした。
今から20年以上も前の話で恐縮ですが、この立ち入り禁止区域からの投げ釣りではカレイとアイナメとセイゴ〜フッコ、ハゼ・・で中型クーラー満タンが常識でした。
埠頭の際で、ハリにエサをつけて海底まで沈めておくだけでも結構釣れていたのです。^^;
もはや立ち入り禁止となった今となっては今昔物語です。
さて、この立ち入り禁止区域から左に伸びるのがビートル発着場付近です。
水深は満潮時でもそれほどなく、ルアーでシーバスを狙う方や落とし込み釣りでメイタ〜チヌを狙う方には知れたるポイントですが、案外投げ釣りの好ポイントであることは知る人が少ないのです。
年によってはメバルが付くポイントでもあります。
クルマの往来が激しいためと、心理的にこんなところにクルマを止めて大丈夫か?と言う気持ちになりますが、反対車線にはトラックやトレーラーが止まって運転手の方が昼寝していることも多いのです。 ^^;
今尚立ち入り禁止区域に沿っての投げ釣りではカレイが釣れることも多々あります。
博多湾内の近場で数少ないカレイを狙うのであれば、このポイントはおススメです。
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スズキやチヌ狙いは水銀灯周り!!
ビートルの発着場は夜になると、水銀灯が点きます。
この光に微生物が集まり、ベイトフィッシュが集まり、フィッシュイーターが集まることは自然の摂理でもあります。
しかも魚たちが大好きな障害物が海中にあります。
桟橋が浮遊しないように固定してある大きな鎖です。
釣り人にとっては厄介な障害物ですが、魚たちにとっては釣り人のハリから逃れることができるお守りの役目も果たしています。
大き目のアオムシをエサにして夜にウキ釣りをすると、スズキやチヌが掛かりますが、この鎖にハリスやミチイトが絡むことが多々あります。
なので、竿を向ける方向や取り込み場所を予めイメージしておかねばなりませんし、このポイントでは引き味を楽しむのはタブーです。
ハリスも最低3号を使い、竿も最低2号ぐらいを使って主導権を相手に握らせないことに尽きます。
ドラッグ調整も大切ですが、イトを出せば出すほど鎖の下に潜り込まれたり、ミチイトが巻き込まれることで魚を手にする確率が低くなります。
他の釣り場と違って、時間をかければ獲れる釣り場ではありません。
ハリ掛かりしたら、いかに速攻でタモに入れるかを考えるべきポイントです。
落とし込み釣りの場合も前打ちで鎖近辺を攻めますが、大型ほどなかなか獲れないポイントです。
タモは必携!!
ルアーマンがシンキングミノーでシーバスを狙っていると50センチ近いチヌがミノーに飛びつくポイントでもあります。
難攻不落のポイントですが、相手が大物だけに狙ってみる価値があります。
大物とのスリリングなやり取りを体験したい方にはおススメのポイントです。
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