博多包丁が買える唯一のお店が大庭鍛冶工場

博多包丁はテレビでも何度も取材をされており、YouTubeでも多くの動画が配信されているので、ご存知な方も多いはずです。

 

私も以前YouTubeで動画を見て、妻にプレゼントするのにアマゾンや楽天市場、ヤフーショッピングなどで探したんですが、全く見つかりませんでした。

 

 

それもそのはずで、今現在博多包丁を唯一製造販売しているのがこちらの大庭鍛冶工場です。

福岡市中央区清川3丁目9−21
電話番号は092−531−5625
土日祝日お休みで、営業時間は9時から17時まで

 

 

ここ以外では買えませんし、1本1本手作りですからネットで販売できるほどの数が作れないのです。

 

 


博多区方面からですと、百年橋通りの瑞穂の交差点と美野島の交差点を直進し、まさに百年橋を越えてすぐの交差店を右折して100メートルぐらいのところの右側にあります。

 

 

マンションが立ち並ぶ中、歴史を感じさせる風情がある鍛冶工場があり、そこが大庭鍛冶工場です。

 

 

鍛冶工場の中を除きますと、2018年現在80歳になられる大庭利男さんが黙々と包丁を作る作業をされておられます。

 

 

 

 

中学校を卒業されてからここで鍛冶屋を65年も続けている郷土の誇りとも言える名工です。

 


鍛冶工場の中には賞状が飾られ、包丁が鍵付きのガラスケースの中に保管されていました。

 

 

時代を感じさせる鍛冶工場で、1本1本精魂込めて丹念に作られるのが博多包丁なのです。

 

 

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博多包丁の特徴

 

 

博多包丁は、お肉料理はもちろん、野菜料理・魚料理等いろいろな切れ味を楽しめることから「一本包丁」とも言われている博多の文化と伝統を感じさせる包丁です。

 

 

特徴のある反りかえった背中の線が、勢いよく跳ねる魚の形を思わせるたくましさがあります。

 

 

鉄の棒(軟鉄棒)に、安来(島根)産の鋼を細く仕込み、これを焼いては打ちを繰り返し、包丁の形に近づけていく作業等々によって1本1本が仕上がります。

 

 

なので、長さも形も色合いも同じものが二つとないのが特徴でもあるのです。

 

 

魚釣りが好きで、釣った魚をご自分で捌かれる方も多いと思います。

 

 

博多に生まれ住んでいる方であれば1本持っておいても損をするどころか、現代の名工が手作りで作る自慢できる包丁ではないでしょうか?

 

 

博多包丁の耐久年度とお手入れについて

 

切れ味が悪くなったら1000番台の仕上げ砥ぎ用の砥石で刃に10円玉を挟んだぐらいの角度で押すときに力を入れて砥ぐのがコツです。

 

大切に使いますと20年以上は使える逸品です。

 

日頃のお手入れは、
・錆がこないように、使った後は熱湯をかけ、乾いた布巾で拭き上げることが大切です

 

・また、クレンザーを付けた大根やニンジンのヘタなどでこすって、お湯をかけて拭き上げると、赤錆びが付きにくくなります

 

 

釣りが好きで自分で魚を捌かれる方はもちろん、奥様へのプレゼントにも最適なのが博多包丁です。

 

 

昔は鍛冶工場がたくさんあったそうですが、今では大庭鍛冶工場でしか買えなくなりました。

 

博多包丁を唯一作れる大庭利男さんも今年で80歳です。

 

 

博多の伝統と文化が感じられる博多包丁を入手しておかれてはいかがでしょうか?

 

 

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