初心者だからこそ、こだわって欲しい釣具とは?
私はこれまで多くの凄腕釣り師とお会いしましたし、私自身はヘタクソですが釣り歴が50年を超えました。
概して釣りが上手な方が良いタックルを持っていることは否めません。
タックルと釣果は、あまり関係ないとは思いますけど・・・・・。
その釣りそのものにはまっているから、必然的に高価な道具に行き着くことも多いような気もします。
だからと言って数十年前のグラスの竿やリールを使っている老人が下手か?と言うと、もっと凄腕だったりします。 ^^;
釣り大会などには目もくれず、本当に自分の釣りを楽しんでおられる老人の方も結構いるんです。
そういう方は釣り雑誌やインターネットの釣り情報などにも目もくれず、自分の知っているポイントで人知れず自分の釣りを楽しんでいるのです。
心配になるほどボロな道具で、いとも簡単に大物を次々に釣り上げる一部始終を何度か拝見させていただいたことがあります。
ですが、腕利きの老人達がこだわっているのがハリであることが多いのです。
ハリは、あらゆる釣具の中で、唯一魚に直接的に触れる釣り道具です。
どのようなハリを使っているかで、その釣り人の釣り歴はもちろん、ポリシーだとかコンセプトまでもが垣間見れる気がするのです。
投げ釣りには流線形がほとんどですが、凄腕釣り師は違ったりします。
大物釣りには「大バリに、大エサ」が、一般的に定石ですが、これまた違ったりします。
腕利きの方ほど「想定外のハリ」を使っていることが多いのです。
私は今でも上手な釣り人の使っているハリについてご意見を伺うことにしています。
教えてくださらない方もいます。^^;
ですが、お話を聞かせてくださる方のご意見を伺うと、「なるほど!」と膝を叩くことも多いのです。
ハリにはいろいろな種類と号数がありますし、考え方もいろいろです。
既成概念や固定観念で使うハリを決めないことをお勧めします。
クロダイ釣りだからチヌバリ??
失礼ですが、私が知っているクロダイ釣りの腕利き釣り師でチヌバリを主流に使っている方はほとんどいません。
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タックルも大切ですが、ハリも大切です!
タックルつまりリールや竿は何でも良いのか?と思われた方もおられるかもしれませんが、それは極端すぎますし、釣具もある程度良いモノが釣り易いのは事実です。
同じ竿やリールを何年〜何十年も使っていると、クセや使い勝手が分りますが、初心者が最初からボロな釣具を買っても良いとも思いません。
むしろ、初心者だからこそ逆にある程度良い釣具を使わないと、釣れる魚も釣れないような気が致します。
お粗末な道具でも大物を釣り上げる腕利きの釣り人と釣具全般に対する私の考え方は若干違いますが、ハリにはこだわる!という考え方は一致しています。
ハリが違うだけで釣れる魚も釣れないことはよくあることなのです。
その極め付けがこちらのカワハギです。
ハリが合っていないと、全く釣れませんが、ハリが合っていれば誰でもソコソコには釣れる魚です。
初心者がいきなりハリについて学ぶことは難しいかもしれませんが、トライ&エラーを繰り返して、いろいろなハリを使ってみることをお勧めします。
悪天候で釣りに行けないときなどは、道具の整理をすることが多いはずです。
ハリやオモリやハリスは消耗品ですから、買い足すことも必要です。
釣りに行くことをイメージしながら、少なくなっている物をチェックしながら釣具をいじるのは楽しいものです。
雨の日は釣具のメンテナンスの日だと思えば、釣りに行けなくても苦にならないこともあります。
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