稀に大物が釣れる湾奥の中でも意外な釣り場


ザ・パレスベイ長浜というマンションが博多漁港の入り口にあって、その付近が釣り場になるのですが、釣り人も少なく、あまり実績がないポイントとして、これまで取り上げられることがほとんどありませんでした。

 


実際に昼間にここに行って良い思いをした釣り人は、ほとんどいないはずです。^^;

 

 

 

まずは、近隣の地図をご覧下さい。

 

 

 

何台ものクルマが止めれる場所もないために、年間を通じてこのザ・パレスベイ長浜付近を昼間に訪れる釣り人は、ごく近隣の自転車に乗ってくるような地元の年配の方が多いようです。

 

 

 

しかも、夏場から晩秋にかけてのサビキでのアジゴ釣りぐらいです。^^;

 

 

 

 

 

 

投げ釣りをしている方もいなけりゃ、ウキ釣りをしている釣り人もほぼ皆無です。

 

 

 

九州製氷にかけての護岸でも、釣りをしている方を見たこともなければ、釣ったと言う情報もない悲しいポイントです。

 

 

これが、おおむねザ・パレスベイ長浜付近の一般的な釣り場としての評価なんですが、実は違うんです。

 

 

 

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誰も真剣に狙わないポイントだから実績が曖昧

 

かなり以前のことですが、私はこのザ・パレスベイ付近で探り釣りをして何度か美味しい経験をしたことがあります。

 

 

 

2013年の猛暑で湾奥の根魚やエサとなるべき生き物が大量死するまでは、春先と晩秋はメバル、タケノコメバル、セイゴ〜フッコ、メイタ〜チヌがへチで案外釣れていたんです。^^;

 

 

昨今では、まるでアタリすらない悲しいポイントになっているのも事実です。

 

 

A地点

 

 

 

 

A地点では、ウキ釣りやルアーでシーバスが狙えますし、夏から秋にかけては、夜釣りでアジングも可能です。

 

 

年によってはびっくりするようなサイズのアジもたまに釣れることがあり、アジングファンをヒートアップさせているようです。

 

 

 

際を探ると以前はメバルタケノコメバルが釣れましたが、昨今ではセイゴぐらいしかアタリませんし、アジゴが良く飛びついてきて邪魔をします。

 

 

博多漁港の入り口なので、メイタ〜チヌが釣れるのでは?との予想通り、いるにはいるんですが、それほど数は釣れません。

 

 

 

チャレンジ精神の旺盛な方は竿を出しても構いませんが、ここで長々と釣る理由がありません。^^;

 

 

 

B地点

 

 

 

 

 

B地点は長浜の魚市場まで続いていて、過去はここもメバル、タケノコメバルが面白いように釣れたんですが、今では中層でセイゴ、アジゴ、底でハゼぐらいしか釣れません。

 

 

 

結構長い距離があり、探り釣りに適していますが、適しているだけで魚がいなけりゃ探る意味もありません。

 

 

ここで大物を釣りたいのであれば、夜の満ち込み狙いのウキ釣りで、アオムシをエサにしたスズキ狙いが高確率です。

 

 

ただし、日によってムラが激しいポイントであることはある程度覚悟しておいたほうが良いです。

 

 

 

恐らく、それらしきアタリもないことが多く、すぐに他の場所に移動したくなるはずです。^^;

 

 

 

C地点及びD地点

 

 

 

C地点で夜にアオムシをつけて際を狙っても、悲しいほどアタリがなく、D地点も同様です。

 

 

 

たまに、20〜35センチ程度のセイゴが嫌々ながら釣れる程度であまり気合も入りません。

 

 

 

ザ・パレスベイ付近の全体的な総評

 

 

 

大物が釣りたいのであれば、4〜6月、10月〜12月ぐらいの夜釣りでアオムシをエサにしたウキ釣りでのセイゴ〜スズキ狙いか、日中はアジゴをエサにした泳がせ釣りで稀に大物が上がります。

 

 

 

ルアーシーバスは普段は小型が多く、このポイントで狙うよりも対岸の福岡造船側から狙うほうが釣果が上がります。

 

 

 

ただし、海が荒れたときなどは、大型のシーバスの群れがこの一帯にたむろしているようで、稀にバイブレーションで大型のシーバスがガンガン釣れることもありますが、良く続いても2〜3日です。

 

 

 

 

 

メイタ〜チヌは、基本的に期待しないほうが身のためです

 

 

 

 

稀にB地点で40センチオーバーのキビレやチヌが釣れますが、いつ行っても釣れるというような鉄板ポイントではありません。

 

 

 

 

 

 

パイオニア精神フロンティア精神がある方のみがチャレンジする釣り場です。

 

 

でも、決しておススメは致しません。

 

 

 

釣れてもタマタマですし、釣れなくても落胆するような釣り場ではありません。

 

 

 

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蘇りつつある意外性のあるポイント

 

 

当たり外れが大いにあるムラの多いポイントですが、以前から変わった魚が釣れることで有名なポイントでした。

 

 

 

博多湾の湾奥のさらに湾奥というようなどん詰まりの釣り場なのですが、ごくごく稀に意外な魚が釣れるんです。

 

 

その一例がこちら。

ものすごい引きに、年なしはおろかロクマルのチヌじゃないか?と思うほど良く引いて釣れたのがこちらのイシガキダイ

 

 

釣れた時は妙な色をしていましたが、バッカンに入れると写真や雑誌などでよく見るイシガキダイらしくなりました。^^;

 

 


帰宅後に計測すると、42センチで1・37キロありました。

 

 

私は過去に博多湾内でイシガキダイを釣ったのは25年ほど前に沖防に渡り、手のひらにしっぽが付いたサイズのサンバソウの群れに当たり、その中の1匹が同じサイズのイシガキダイで、それ以来のことなのです。

 

 

 

狙って釣れる魚ではありませんし、エサもアオムシでした。^^;

 

 

 

このポイントではアコウアラの40センチぐらいのものも釣れたという報告もあり、驚くような魚が稀に釣れることもあります。

 

 


チヌやキビレも数は出ませんが、40センチオーバーが散発的に釣れるように回復しました。

 

 


また、台風後にはシーバスが群れで潜んでいることが多く、メタルバイブレーションで飛距離を稼いだ釣り方でシーバスが爆釣することもあります。

 

 

 

長浜通りからクルマで2〜3分の場所で、いろいろな魚に出会える博多湾に感謝せずにはいられないポイントのひとつではないでしょうか?

 

 

 

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