博多湾の湾奥ではクロダイが通年釣れるようになっている!
防波堤釣りのスーパースター的な存在であるのがメイタ・チヌと呼ばれるクロダイです。
特に博多湾の湾奥では各埠頭にクロダイが付きやすいポイントが点在しており、博多沖防は昔からクロダイ釣り道場として全国的に名を馳せていました。
最盛期の6月から9月には、博多駅周辺に宿をとって、新幹線でやってきては博多沖防に渡る釣り人もいたようです。
現在でも、マニアックなクロダイファンたちは、好んで博多沖防に渡っているようです。
かってクロダイは、真夏の魚みたいなイメージがあり、晩秋に博多湾から出て行って、玄界島周辺で産卵をして、春になると再び博多湾に入ってくると言われていました。
ところが近年では、12月に大寒波が来ない年には翌年の1月にもクロダイは釣れますし、厳冬期の2月や3月にもメバル釣りの副産物として45センチ前後のクロダイが釣れるようになりました。
海水温度が一番冷え込む3月に、クロダイが釣れるようになったのは、地球温暖化による海水温の上昇ガ影響しているのかどうか、詳しいことは解明されていません。
博多湾から出て行って産卵に参加せずに、真冬でも湾奥の埠頭の障害物・構造物周りに潜んで、水温が上がったらふらりとエサを食べにくる「居着きのクロダイ」が増えつつあるようです。
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博多湾の湾奥や博多沖防で盛んなクロダイの釣り方
荒津オイルセンターの構造物周りでは、マキエを撒いたウキフカセ釣りをしている釣り人をよく見かけますが、博多沖防に渡る釣り人や博多湾奥の各埠頭ではヘチ・落とし込み釣りが主流です。
堤防の際に付着しているカラス貝や岩ガニなどの硬いエサを好んで食べるクロダイの習性を利用する釣り方がヘチ・落とし込み釣りです。
道具や仕掛けがシンプルなこととと、マキエを使わずエサが自分で調達できることもあり、安近短な釣りのわりに大物に出会えるため、この釣りをやると他の釣りが面倒になります。
博多湾の湾奥で釣りをするのであれば、是非ともマスターしたいのがヘチ・落とし込み釣りです。
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ヘチ・落とし込み釣りスターするとボウズになる確率が断然下がります!!
ヘチ・落とし込み釣りは、メイタ・チヌと呼ばれるクロダイだけを狙う釣り方ではありません。
ハリの大きさとエサを替えれば、ヘチと呼ばれる堤防の際をウロウロしている魚たちの多くを簡単に釣ることができる威力抜群の釣り方です。
詳しいことは、こちらのサイトに書いていますので参考にされてください。
⇒ヘチ・落とし込み釣り ビギナーのためのマスター講座
私はこれまで多くの方にヘチ落とし込み釣りを紹介してきましたが、ビギナーでも最速最短で50センチオーバーの年なしのチヌに出会える釣り方であると考えています。
それに、シーバスやメバルやアラカブなども釣れますので、マスターして損をすることなどありえない釣り方です。
釣り情報を見て、アチコチ行くけど、たいして釣れないから釣りが嫌になったという方にもお薦めの釣り方です
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