釣りエサの管理が上手い釣り人は腕利きが多い!

私がこれまで色々な釣り場でお会いした釣り人の中で、「この方上手いなぁ〜!!」と、見惚れた釣り人のすべてに共通することが、釣りエサの管理が上手だということです。

 

 

裏を返せば、ビギナーは仕方ないにしても、ある程度の釣り歴があるにもかかわらず釣りエサの管理が悪い方で、上手な方は、残念ながらほとんどいません。

 

 

自然の摂理を理解していないというか、「タックルなんかよりもエサのほうが何倍も大切である」ということを身に染みて理解していない方なのです。^^;

 

 

釣りエサに関して残念の極みとも云うべきシーンとは、真夏の炎天下の防波堤で釣具屋で買ったフードパック入りのアオムシなどを置きっぱなしにしている方・・・・など。

 

 

モエビをおがくずが入ったビニール袋に入れて炎天下の防波堤に置きっぱなしにしている方もそうです。^^;

 

 

別に私がお金を出して買ったわけではないので、とやかく言うつもりはないですが、もったいない!の一言に尽きます。

 

 

極端な例かもしれませんが、あなたの友人がスーパーで買ったパック入りのお寿司を炎天下の防波堤に置きっぱなしにしておいて、「お前のために寿司買ってきたから、遠慮しないで、食ってもえぇぞ〜!!」なんて言っているようなものに近いのです。^^;

 

 

色は変色し、ネタが熱で反り繰り返って雑菌が繁殖しているようなお寿司など食べたいですか?

 

 

私なら、友人が釣りに夢中になって違う方向を凝視している間に、すべてを海に捨てて「ごちそうさん!旨かった!」と、嘯きます。(苦笑)

 

 

でも、本心は「こんなモノ・・、だれが食うか!!」ですよね?(爆)

 

 

それと同じようなことを魚に対して平気でしているんです。

 

 

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1場所、2エサ、3仕掛けの格言でのエサの重要性

 

海釣りに限らず川釣りでも、魚を釣ろうとすれば重要なファクターが場所であり、エサであり、仕掛けであることに異論がある釣り人はほとんどいないと思います。

 

 

ここで問題なのが、釣りの腕前だとか、タックルの良し悪しなどが度外視されていることです。

 

「そんなの釣りにおいてはそれほど重要ではない!」と、いうことなのでしょうか?

 

 

私がこの格言にも似た言葉を知ったのは、30年ほど前に読んだ防波堤釣りに関する本ででした。

 

 

最初は「何を言ってるんだ!釣りは、やっぱ腕が一番関係するするだろうに!」とも思っていましたが、年を重ねるごとに、この言葉の重みと意味を噛みしめるようになったりもしました。

 

と言うのが、職場で知り合った方が「今度一緒にクロダイ釣りに連れて行ってくれませんか?」と乞われて何人かのビギナーを連れて何度も行ったことがあるのです。

 

 

しかし、こういう連中が持って来る道具は、ワゴンセールで売られているような糸付きスピニングリールが付いたコンパクトロッドセットが多いのです。^^;

 

 

「これでチヌが釣りたい??」とも思うのですが、なんとか釣らせてやりたいから、仕掛けを作ってあげて、とっておきのマル秘ポイントに連れて行って釣り方を指導しますと、思ったよりもメイタ〜チヌを釣るんです。(苦笑)

 

 

釣りが初めてという息子よりも年下の男性がコンパクトロッドのセットを買ってきたのでどうにかして釣らせてあげたいと思って手取り足取り教えたところ、48センチのチヌを釣り上げたことがあります。

 

 

魚がいる場所で、その魚が釣れるエサを使って、釣れる仕掛けで釣り場に臨めば、腕やタックルなどは無関係で釣れることを身をもって体験したのです。

 

 

バカチョンタックルで、釣りが初めての男が48センチのチヌを釣り上げるんです。

 

 

同行した私はその時、落とし込み釣りの専用ロッドとチヌ用のリールを使っていましたが、35センチ程度のメイタが数枚釣れただけです。(笑)

 

 

その時は、ビギナーズラックだとか、奇跡に近い!と思っていましたが、こういう連中を何度も連れて釣り場に行くと、腕やタックルは無関係なのか?と、思うようにもなるんです。

 

 

その後、彼らが釣りにはまる時期があることは推して知るべしです。(苦笑い)

 

 

その中の一人が、私と一緒に行って以来「チヌどころかメイタさえも全く釣れません!」とマジで悩んでいる姿を何度も見ましたけどね。

 

エサの管理が重要な時期

 

11月の後半から4月の中旬ぐらいまでの外気温が寒く感じるようなときは、エサの管理はそれほどナーバスに考えることはありません。

 

 

しかし、GW以降から10月ぐらいにかけては「エサの鮮度」にとにかく気を配っていただきたいと思います。

 

 

茹で上がったりしたようなモエビを使って、「おかしいなぁ〜?モエビだとフッコやチヌが釣れるときいたんだけどなぁ〜?」などとぼやいているような釣り人にもお会いしたことがありますが、
そんなエサでは、釣れる魚も見向きも致しません。

 

 

夏場に釣り用のクーラーが絶対に必要なのは、釣れた魚の鮮度を保つだけではなく、釣りエサの鮮度を保つためでもあるのです。

 

 

エサが何であろうと、氷や蓄冷材が入ったクーラーの中にエサを入れて、小出し小出しでエサ箱に入れて使うのが正解です。

 

 

たったこれだけのことなんですが、エサの管理まで気を配れる釣り人は釣果も悪いはずがありません。

 

 

死んでぐったりしているような岩ガニをハリに刺してチヌを狙うなんて、チヌに対して失礼ですよね??

 

 

エサのコンディションを考えながら釣りをするということは、博多湾の釣りに限らずあらゆる釣りに共通する大切な要素だと思います。

 

 

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