かもめ広場付近で魚が釣れるの??
福岡船溜まり(博多漁港)で一番ポピュラーな釣り場がかもめ広場付近の釣り場です。
足場が良く、非常に釣りやすい釣り場ですが、駐車代がかかることで地元の釣り人以外は、なかなか竿を出さない場所でもあるんです。
(駐車場は1時間100円です)
まずは位置を確認してください。
駐車場の入り口に入ってすぐに隣接するのがかもめ広場で、そのまん前がB地点、その右側奥がA地点、駐車場から左側の船がたくさん繋がれているポイントがC地点です。
A地点はこんな感じです。
中が空洞になっていて、いかにも夜はメバルがいそうな感じですが、サッパリ・・です。(笑)
九州製氷に向っての護岸はカニをエサにするとキビレやシーバスが釣れます。
(秋口までは木っ葉グロはいますけど・・・)
B地点はこんな感じです。
ここも下にスキマがあって根ザカナ天国かと思いきやまるで釣れない「残念な釣り場」です。
ここがメインの釣り場であると思って下さい。
Cポイントはこんな感じです。
係留された船がギッシリと停泊していて、いかにもメバルがいそうですが、いません。^^;
こうして書くと、何にも釣れないのか??とお思いの方も多いとおられますが、そうではありません。
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かもめ広場付近で釣れる魚と釣り方
スズキ(シーバス)
ここは昔からシーバスが多いことで知られる釣り場で、矢印のところにアオムシをエサにした夜の電気ウキを使った釣り方でセイゴ〜スズキが良く上がるポイントなのです。
釣り期は3月〜6月ぐらいと10月〜12月にかけてと限られるが、セイゴ〜フッコクラスは良く釣れるポイントなのです。
もちろんですが、スズキクラスも釣れることがあり、油断は出来ません。
また、近年では夜のランガンでシンキングミノーなどでフッコクラスのシーバスならばかなりの確率で釣れるのです。
問題なのは船が係留されたところに多く潜んでおり、ミチイトがロープに絡んで釣り上げることが出来ないことが多いのです。(涙)
なので、ここの常連のお爺ちゃんたちは、太い竿を使い、軽めのオモリで大きなアオムシをユラユラ・・とゆっくり落とし、底に付いたらまたユラユラ・・・と落とすような誘い方をして、ハリに掛かったら有無を言わさず強引にリールを巻いて抜き上げると言う大胆な釣り方をしていました。
もちろん今でも威力を発揮する釣り方です。
7月8月の日中はカニエサ、夜はアオムシでフッコクラスからスズキクラスのシーバスがヘチ釣りで釣れることがあります。
ただし、いつ釣れるのかの潮回りはなかなか分からないのが、この釣り場の特徴です。
アジゴ
博多湾の湾奥のどん詰まりとでもいう場所ですが、ここにも夏場から晩秋にかけてはアジゴが回遊してきてファミリーフィッシングに最適なポイントと化します。
11月の終盤の時期は限りなく20センチに近いアジゴに成長し、水銀灯周りではアジングも楽しめます。
また、これらのアジをエサにした泳がせ釣りで大物のスズキを狙うことも可能ですが、このポイントでは泳がせ釣りをするようなベテランはあまりいません。
ヒイカ
近年かもめ広場の名前が釣り雑誌などでよく露出するきっかけになったのは、ヒイカが釣れるポイントとして紹介されたからにほかなりません。
ヒイカが博多湾で晩秋から釣れることが広まったのもここ5年前ぐらいからです。
少なくなりつつある釣り人口に対して釣具の各メーカーは新たなターゲットを発見し、新たな釣り方を提案します。
もちろん釣具を売るためなのですが、私は大いに賛成です。
長浜の屋台があったところからすぐ近くで、小さいとは言えイカが釣れるなんて、誰しも予想だにしなかったはずです。
20年ほど前にエギでミズイカやコウイカを狙っていた釣り人は糸島や志賀島方面でも皆無でしたが、昨今では当たり前となりました。
メバルをルアーで狙う釣り人もいませんでしたし、もちろんアジをワームで狙うような釣り人も皆無でした。
今の常識は20年前には誰も考えることすらしなかったのです。
ヒイカは1・8号ぐらいの小さなエギがあればお手軽に狙えますからゲームとして楽しむのも面白いですし、食べても美味しいイカなのです。
ヒイカを釣ったことがない方は、博多湾でのヒイカの好ポイントの一つであるこのかもめ広場から始めてみてはいかがでしょうか?
チヌ
カモメ広場も時期は限られますが、日中はカニエサで、よりはアオムシでチヌが良く釣れるポイントであることはあまり知られていません。
私の知り合いで、カモメ広場でアオムシをエサにチヌデビューを飾った釣り人もいます。
カモメ広場のチヌもシーバス同様にどの潮の上げ下げで釣れるのかが分かりづらいのが特徴ですが、釣れるとほとんどが40センチオーバーです。
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