博多湾の代表的な釣り場の代名詞が須崎埠頭
西日本を代表する商業集積地の天神からクルマで5分とかからず行ける釣り場が須崎埠頭。
年間を通じていろいろな魚が狙え、クルマが横付けで竿を出せることから、台風や大雪の日以外は誰から釣りをしているポイントでもあるのです。
(台風の時も竿を出している方もいますけど・・・)(苦笑)
まずは須崎埠頭の全体図をご覧下さい。
私はこの須崎埠頭に通うようになって既に25年以上の歳月が流れました。
これまで須崎埠頭には間違いなく1000回以上釣行しています。^^;
一番の変革はSOLAS条約によって、一番釣れていたポイントに、ことごとく入れなくなったことです。(涙)
特に穀物埠頭である東側は博多湾きっての好ポイントで、いろいろな魚が手軽に数釣れていたポイントだっただけに残念でなりません。
しかも、両端の先端部分が立ち入り禁止になったことが釣り人にとって大きな痛手となったことは、言うまでもありません。
極論を言えば、いや極論ではなく、立ち入り禁止区域になるまでの20年近くは、今の立ち入り禁止区域ばかりで釣りをしていたのです。
特に東側で私は干潮の時にメイタ〜チヌをガンガン釣っていましたし、スズキの置き竿釣法もここで良くしていました。
秋口のサビキでのカマス釣りやスッテによるコウイカの釣り方もここで学びました。
冬場はカレイの一級ポイントで、アイナメ交じりでカレイが良く釣れていた釣り場でもあったのです。
当時ここに足繁く通うことで、いろいろな釣り方を学ばせていただきました。
どんな釣り方にも達人がいるもので、今は既に亡くなられた東区から来られていた書道の先生Iさんにスズキの置き竿釣法の極意を学びました。
未熟極まりない私にオーバーハングでのメイタ〜チヌの釣り方を徹底的に教えてくださったSさんも既に他界されました。
毎日釣り場に来るワリには、あまりたいした釣果を上げれない私に半ば呆れて、文字通り手取り足取りで釣り方を教えてくださった先達が当時はかなりおられました。^^;
スズキの置き竿釣法の名人のIさんには竿に名前を彫っていただきました。
また先端部分では、今から20年以上も前に発足した博多湾の落とし込み釣りの会の会長であるUさんが釣りをされているのを発見し、すぐ傍でその釣り方の一部始終を2時間ほど見ていたこともあります。
凡夫の私にとってそれが為になったかどうか?は私にも良く分りません。^^;
この会の会員であった釣り人の方とも釣り場でよく顔を合わせて仲良くなり、入会を勧められたり、毎年7月の第一日曜日に博多沖防で開催されるラブメイタ杯の参加も勧められたのですが、丁重にお断りいたしました。
私自身人と競うことが基本的に好きではありません。
釣り大会なんて、お金をもらっても出たくない派なのです。
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釣れれば何であれ楽しい!!
一番釣れるポイントのことごとくが立ち入り禁止になった須崎埠頭ですが、立ち入り禁止になったことで、それまで目もくれなかったようなポイントで竿を出すハメにもなりました。
ところが、灯台下暗しではありませんが、くまなくいろいろなポイントで竿を出すことで意外なことにも気づかされました。
昔だったら絶対に竿を出さないようなポイントでしか竿を出すことが出来なくなると、釣り人としていろいろなところで竿を出すものなのです。
近年はその昔絶対に竿を出さないところばかりで釣りをしています。^^;
そのことで新たな発見も随分致しました。
こんなところで、こんな魚が釣れるなんて!!と思うことが度々ありました。
人間万事塞翁が馬ではありませんが、立ち入り禁止区域が設けられたことで、それまで知らなかったポイントにも通うようになり、釣り場の意外性を感じてきました。
探せば・・・・釣り場などいくらでもあるのです。 ^^;
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