安近短の釣りができるヘチ・落とし込み釣りの普及
博多湾には、いろいろな埠頭があり、いくつかの漁港があります。
埠頭は、大型船舶が着くので水深が深く、9メートルから10メートルの深さがある場所も珍しくありません。
埠頭の壁面はおかっぱりから見ただけでは分かりませんが、垂直堤防もあれば、壁面にスリットや穴が開いている壁面もあるのです。
こういう場所には魚が付きやすく、壁面ギリギリにエサの付いたハリを落とし込んでいくのが、ヘチ・落とし込み釣りです。
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安近短の釣りができるヘチ・落とし込み釣り
海釣りはいろいろなジャンルがあり、おかっぱりから釣る釣り方も、ウキ釣り・投げ釣り・サビキ釣り・ルアー釣り・脈釣りなどがあります。
船に乗って沖で竿を出す船釣り、船で磯に渡って竿を出す磯釣りもありますが、凝るとお金がいくらあっても足りません。磯釣りや船釣りはゴルフなどよりもずっとお金が掛かる道楽です。
30年近く給料が上がらないわが国では、所得税・住民税・社会保険料・厚生年金・介護保険料など給料の25%ぐらいを問答無用で差し引かれます。その上消費税が10%が掛かりますし、あらゆるところに税金が掛かるようになっています。
しかも、先進国の中では貧困率が高いのも日本の特徴です。
で、まじめに働いた給料から毎月の生活費などを工面しますと、趣味に使えるお金は限られています。
住宅ローンがあり、息子さんや娘さんが高校・大学に通っている時期は釣りどころではないかもしれません。
ですが、ヘチ・落とし込み釣りであれば、最初に道具を買い揃えれば、後は消耗品のハリ・ガン玉・ハリスをなくなったら買うことで事足りますし、エサは種類によっては自分で採ることも可能なのです。
マキエなども一切使いませんから、クルマの中が臭くなったりすることもあまりありません。
しかも短時間で、狙った魚が効率よく釣れることもあります。
なので、ヘチ・落とし込み釣りは、コスパに優れた釣り方だと断言できます。
確かに長崎県や離島などに行って、思いっきり海を満喫しながら釣りをするのも楽しいですが、毎回するには予算が掛かりすぎます。
博多湾でヘチ・落とし込み釣りをすれば、間違いなく安近短の釣りができます。
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50センチオーバーの年なしのチヌはもちろん70センチオーバーのシーバスも楽しめるヘチ・落とし込み釣り
釣り初心者にとって、メイタ〜チヌは憧れの魚かもしれません。
ですが、ヘチ・落とし込み釣りをマスターすれば、釣り場に行けばほとんどの確率でメイタ〜チヌが釣れるようになるはずです。
クロダイを狙うようになれば、50センチオーバーの年なしのチヌが釣りたくなるはずですが、ヘチ・落とし込み釣りでは単なる通過点でしかないことがお分かりいただけると思います。
恐らくビギナーがクロダイを狙って、年なしのチヌを釣ることができる最短・最速な釣り方がヘチ・落とし込み釣りではないかと思います。
また、50センチオーバーの年なしのチヌなどよりも数倍手ごわいのが70センチオーバーのシーバスです。
特に私がよく使う落とし込み釣り用の竿ですと、圧巻のやり取りが楽しめます。
基本的には1・5号のフロロカーボンハリスを使いますから、この仕掛けに70センチオーバーのシーバスが掛かると、何十年も釣りをしていても心臓バクバクなスリリングな獲物です。
クロダイ、シーバス、メバル以外にも多種多様な魚が釣れるのがヘチ・落とし込み釣りの魅力でもあります。
詳しくは、こちらのサイトにまとめましたので参考にしてください。
⇒ヘチ・落とし込み釣り ビギナーのためのマスター講座
安近短な釣り方ですが、型も数も望めます。
私は60年近くいろいろな釣りをやってきましたが、50歳を過ぎたころからお手軽・お気楽にできるヘチ・落とし込み釣りをメインにしています。
安近短な釣りですから、ボウズを食らっても落胆することもほとんどありません。
お金をかけて遠征して貧果に終わるといい気分はしませんが、ヘチ・落とし込み釣りは精神衛生上にも良い釣りです。
博多湾は、メイタ〜チヌが狙えるポイントが結構ありますし、博多沖防に渡ってある程度練習を重ねれば、湾奥の埠頭でも高確率でいろいろな魚が狙えるようになると思います。
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