クロダイが釣れる場所・釣れている場所で竿を出しましょう!
釣りの格言と云うか鉄則に「1場所 2エサ 3仕掛け」と云う言葉があります。
この言葉は、ヘチ・落とし込み釣りに限らずどんな魚釣りにも当てはまる釣りの最重要課題の順位を表した言葉です。
「釣り人の腕前」や「タックルの良し悪し」よりも、釣りをする場所やエサのほうが魚を釣る上では重要であるということを説いた言葉です。
腕に覚えがある方ほど、やはり腕の方が重要ではないか?と思うかもしれません。
でも、私の経験上、実際に釣れる場所で釣れるエサや仕掛けを使わせてビギナーに釣ってもらっても、30〜40センチオーバーのクロダイを二桁釣るなどと云うことは驚くようなことでもないのです。
ヘチ・落とし込み釣りの場合は竿は何でも良いというわけにはいきませんし、リールも何でも良いとは行きませんが、決して高価である必要はありません。
タックルの良し悪しなどよりも、釣り場の選定やエサの選定で釣れる・釣れないが決まってしまうことの方が圧倒的に多いものです。
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リアルタイムに釣れる釣り場で釣れている方を見学するのが一番!
このサイトをご覧下さっている方は、クロダイをたくさん釣りたい!だとか、50センチオーバーの「年なし」と呼ばれるクロダイを釣ってみたい!!だとか、まだチヌと呼べるサイズのクロダイを釣ったことがないので、40センチオーバーのクロダイを釣ってみたい!!!・・・などと云う方が多いのではないかと思います。
特にビギナーの方は、最初の1枚を釣るためにはどうしたらよいのだろう?と思う方も少なくないはずです。
そこで私からの提案なのですが、ベテランの方に釣り場に連れて行ってもらうか、リアルタイムで多くの釣り人が竿を出している釣り場で、釣れ方や釣り方を見学して回るというのが、本やサイトや動画を見るよりも得るものが多いと思います。
どんな道具や仕掛けを使っていて、エサの付け方や探り方などをまじかで見ることができます。
実際私は、沖の防波堤に渡った時に次々にクロダイを釣り上げる地元の名人と出会い、何度かついて回って、色々なことを教わりました。
釣りの邪魔をしてはいけませんが、タイミングを見計らって色々と尋ねてみるのが上達の近道の一つであると思います。
リアルタイムで釣れている釣り場で、大きなクロダイを掛けてタモ入れが終わって釣り上げたのを見計らって近づいて、いろいろなことを尋ねるのが、釣り人もご機嫌になっていますから、比較的快く教えてくれるものです。
同じ釣り人でも釣れなくて「イライラしているオーラ」を醸し出している方に、ノコノコ近づいて行っても相手にされないことが多いのです。
このへんの塩梅は、自分が逆の立場だったら…と云うのを考えると、理解しやすいと思います。
同じ釣り場に通いながらサブの釣り場をいくつか用意する重要性
同じ釣り場に足繁く通うことで、色々な情報を会得することができます
少し例を挙げてみます。
・どこに障害物があるかなどという海の中の様子がだんだん分かってくる。
・どの辺が駆け上がりになっていてどこが深いかなども分かってくる。
・自分も他人もよく釣れるピンポイントが分かってくる。
・上げ潮の時によく釣れたり、下げ潮の時によく釣れたりすることが分かるようになる。
・上手な方がどんなエサを使って、よく釣っているのかがよく分かる。
・季節季節の釣りものが分かる。
よく釣れる釣り場をメインとしたら、風向きなどによってサブの釣り場を3つぐらい知っておいたほうが良いです。
北風に強い釣り場、西風に強い釣り場、東風に強い釣り場・・というように強い風が吹いたときにメインの釣り場で竿を出せないときは、多少釣果が悪くても竿を出せる釣り場を知っておかないとせっかくの釣行が台無しになります。
メインの釣り場に足繁く通いつつも、サブの釣り場を数カ所知っておくようになるには数年かかるかもしれませんが、釣り場の引き出しは多いほうが良いと思います。
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